そり腰

- 腰が痛い
- 腰だけでなく背中まわりまで痛みが現れる
- 仰向けで寝たときに腰にスキマができる
- お尻が後ろ側へ出ている感じがする
- 姿勢を良くしようと日頃から心がけているのに腰が痛い
そり腰とはどのようなものなのか?
ここではまず、そり腰がどのようなものなのかを説明させていただきます。そり腰とは読んで字の如く『腰がそっている状態』を表します。腰がそってしまう原因として一部の例外を除き「背中まわり」と「股関節」に原因があってそり腰になるケースが多いです。

背中まわりに原因があってそり腰になるケース
例えば車を運転する事が多い、デスクワークでパソコンを見ることが多いなどといった方がいるとします。この場合「運転時に前方確認をする」「パソコンの画面をのぞき込む」などをするために必要以上に首が前に入ってしまう現象が起こります。この際に背中の骨は首と連動しているので背中は必然的に丸まります。こうなった場合、背中が丸まるため姿勢も悪くなります。この時に丸まっている背中を伸ばすことができれば背すじが伸びて姿勢が正しくなるのですが筋肉や関節などが長時間同じ姿勢でいることによって硬まってしまいうまく伸ばすことが出来ません。この時に骨盤を立てるように腰をグッとそらして姿勢を保つ(良くする)といった方法で姿勢を正そうとすると通常の状態よりも腰がそってしまう状態になります。この状態が続くことによってそり腰が出来上がります。
股関節まわりに原因があってそり腰になるケース
骨盤の前側に付着する筋肉で「腸腰筋(ちょうようきん)」と「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」と呼ばれる筋肉があります。この筋肉が硬くなることによって股関節が通常の状態に比べると真っすぐ伸びなくります。この状態で立ち上がった際、骨盤から足に比べると上半身は股関節がうまく伸び切らなくなるので若干前傾(前側に傾く)になります。このままだと身体の重心バランスが前側に崩れてしまうため背中から腰をグッとそらして身体全体のバランスをまっすぐに整えようとします。この状態が続くことでそり腰が出来上がります。
そり腰になりやすい人と予防法
前項にて説明させていただきました2つのケースはスタートが違えども、共通点は『腰をグッとそらす』という動作を行ってしまうということです。本来使えなければいけない、柔らかくなければいけない、または筋肉がなければいけないなどといった状態で腰がその箇所をかばうように働きすぎた際にそり腰になってしまうと考えられます。
背中まわりに原因があってそり腰になりやすい人
・運転時間が長い人
・デスクワーク(座っている時間が長い)
・猫背の人 など
股関節まわりに原因があってそり腰になりやすい人
・股関節のストレッチが硬い人
・中腰で作業をする時間が長い人
・産後の方 など
そり腰のチェック方法
①壁に「かかと」「おしり」「あたまの後ろ」の3点をくっつけてまっすぐ立つ
②目線をまっすぐに向ける
③腰にスキマができるので、そこに自分の手を入れる
③で自分の手を入れた際、パーにした状態で腰のスキマに手が入る方は正常なのですが手をグーにした状態でもスキマに手が入るようであればそり腰になっている可能性があります。
そり腰の予防方法は様々ですが、まずいちばん大事なのは自分がどの箇所が原因でそり腰になってしまっているかを把握することでと考えます。冒頭でもお話させていただいたように同じそり腰でもその人によって硬くなっている筋肉や関節、またはうまく使えていない筋肉などがあります。ここをご自身で把握していただくことによって施術を受けていただいて治すことに加えてご自宅で空いた時間に出来るストレッチをすることによってよりそり腰を改善、再発させにくい状態を作ることが大事だと考えます。
