肩甲骨剥がし

- 首や肩が凝る
- 眼精疲労や不眠の症状がある
- 猫背や巻き肩を指摘される
- 頭痛がよくある
- イライラしたり集中力が続かない
肩甲骨の動きが悪くなると?
肩甲骨は背中の上部に左右対称に位置する、逆三角形の平たい骨です。
背中に浮くように存在し、状況に合わせて、自在に動くことが可能です。
以下に肩甲骨の特徴を示します。
① 様々な方向から、多くの筋肉がくっついている
②平たい形状が、滑るように動くのに便利
鎖骨や上腕骨と関節し、肩の動きをサポートする重要な役割を果たしています。また、姿勢の維持や、肩こりとも関係が深い部位です。
左右にある肩甲骨のバランスが悪くなると、身体に歪みが出てきて、猫背や左右非対称の姿勢になります。
肩甲骨を支えている筋肉は首や腕、背中、お腹を支える筋肉と繋がっていますので、肩甲骨が動きにくくなると上半身を中心に身体の不調が起きてしまいます。
デスクワークや長時間の運転など同じ姿勢が続く場合は肩甲骨に繋がっている筋肉が絡まりやすくなり、肩甲骨の動きが悪くなりやすくなります。
肩甲骨の動きが悪いと体だけでなく顔にも“たるみ”の原因になります。
肩甲骨が腕の外側に開くため、体全体が前のめりの“猫背”の状態となります。 “猫背”の状態になると、首の筋肉も固くなってくるのでお顔の筋肉が引っ張られ”たるみ”の原因となるのです。
肩甲骨剥がしのメリット
①姿勢改善効果
姿勢が悪い=猫背というイメージですが、
猫背は背骨の丸みだけでなく肩甲骨の位置も関与します。
肩甲骨が正常な位置から外側にいくと「巻き肩」になります。
肩甲骨はがしで正常な位置へリセットすると肩の位置も戻り、姿勢改善が期待できます。
②関節可動域の拡大(スポーツのパフォーマンスアップ)
肩甲骨の柔軟性は日常生活の動作だけでなくスポーツのパフォーマンスにも影響します。
メジャーリーガーの大谷選手や水泳の入江選手などは肩甲骨の可動域が大きいです。
肩甲骨の可動域が大きいと肩を大きく動かせるのでパワーが最大限発揮できます。
③首肩凝り解消効果
肩周りの筋肉が弛緩することによって血行が良くなります。
血行が悪くなり筋肉に酸素が十分に行き渡らなくなると肩凝りになると言われているので、
肩甲骨はがしは肩凝り解消効果が期待できます。
④怪我や四十肩・五十肩の予防
肩の動きが悪いと仕事や運動時に怪我をするリスクが高まります。
さらに筋肉が硬いと四十肩や五十肩の原因になるので、肩甲骨はがしは予防に効果的です。
肩甲骨はがしの目的は、肩甲骨を肋骨からはがして正常な位置に戻すことです。肩甲骨が本来の動きを取り戻すことで、筋肉や関節、血液の流れなどの身体全体のバランスを整えられます。
肩甲骨の可動域をあげるような要素に加えて、肩甲骨周りから身体の全体に栄養を送るような状態にすることによって、肩コリや首の辛さ、手先までに及ぶ冷え性などの循環系症状を軽減していきます。
施術後は、痛くならない身体作りをサポート
当院では症状を改善するだけでなく、普段の生活に置いての身体の使い方のアドバイスをさせて頂いております。どうやって動いたら身体を良くしていけるのかを患者様にお伝えして理解を深めていきます。
自宅でできる簡単なストレッチやトレーニングについてもアドバイスさせて頂きますので、気になることは何でもご相談下さい!
